2013年5月6日月曜日

「枯れた……」と鉢を捨てるその前に

水切れなんかで鉢植えを枯らしてしまい、落ち込みながら捨てることってあると思うんですけど、捨てる前に試してみてほしいのが「切り戻し」。

やることは、傷んだ地上部を切り取って、しばらく様子を見る。これだけです。
あ、水は土が乾いたらあげてください。

植物って、地上部が枯れていても根っこさえ生きていれば、再生する可能性があります。
葉っぱが一枚も残っていなくても、しばらくするとちょこんと芽が出てきたりするんです。
植物の力って想像以上にすごいです。
私が復活させたことがあるのはステビアやミントなんかのハーブばかりなので、そういう植物がパワフルなだけかもしれませんが。

もちろん、根っこまでダメになっていると芽は出てきませんし、気温その他の条件によっても難しいかもしれません。
病気で枯れたものもやめておいたほうがいいと思います。

あと、一年草が秋から冬に枯れちゃうのも止められません。

ちなみに落葉樹が秋に葉っぱを落とすのは枯れたわけではありません(私は最初、草ばかり育てていたので、初めて木を買った年に枯れたと勘違いしてショックを受けました)。

枯れてくるとテンションが下がってつい放置してしまいますが、いつか枯れて捨てる羽目になるなら、切り戻しで再生する可能性にかけてみるのもいいと思います。
早ければ早いほど復活する可能性は高いと思うので、ぜひ早めに。


逆に、地上部は元気だけど根腐れしちゃった、という場合は挿し木で起死回生をはかることができそうです。
元気な地上部を切り取って、よく切れるカッターで切り口をなめらかにした状態で、清潔な土に挿しておくと、しばらくすると根っこが出てくることがあります。

「ことがあります」というのは、私は挿し木が苦手だからです。
うまい人だと「出てきます」って言えるんだと思います。

挿し木については、克服するためにも今度きちんとまとめようと思っています。

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