2013年5月29日水曜日

ノイチゴ、キイチゴ、ヘビイチゴ、とか

母と話していたらヘビイチゴとクサイチゴを混同しているみたいで、私はそのへんわかってるからねと思っていましたが、改めて整理してみると○○イチゴというのは意外にややこしいことがわかりました。人のこと言えません。


●イチゴ

一般的に食べられているのは「オランダイチゴ」というバラ科の多年草。
生物の授業では栄養生殖(種でなく親株の根・茎・葉など栄養器官から分かれて子株ができる)を行う生物の代表例として習うように、種を作る他、ランナーと呼ばれる茎を伸ばし、その先で根を張ることで殖えます。
ストロベリーポットという、ポケットのついた縦長の鉢にイチゴを植えるのは、ランナーをポケットに誘引するためです。
白い花が咲きます。


●ノイチゴ

辞書を引くと「バラ科の草本のうち、山野に生え、イチゴ状の果実をつけるものの総称」って載っているんですが、実際には木本であるキイチゴも含めて使われることが多い呼び方みたいです。


●ワイルドストロベリー

私は「ノイチゴ」ってワイルドストロベリーの和名かと思っていましたが、こっちはエゾヘビイチゴ。
といってもヘビイチゴはバラ科キジムシロ属(またはヘビイチゴ属)、エゾヘビイチゴはバラ科オランダイチゴ属らしいので、ヘビイチゴというよりはイチゴの仲間ですね。

何年か前、ワイルドストロベリーを育てて実が生ると幸せになれるとか、恋人ができるとか言われていましたが、私のワイルドストロベリーはランナーを伸ばしまくるだけで花を咲かせようとしません。
なんでですかね。リン酸が足りないのかな。
これも「西の魔女が死んだ」という本に出てきて、ワイルドストロベリーを使ってジャムを煮るのを私もやってみたいと思って育てているのですが、何せ実が生らないので実現していません。
もはや実が生ること自体が幸せって感じもしなくもないです。

ワイルドストロベリーも白い花が咲きます。


●キイチゴ

バラ科キイチゴ属の植物の総称で、オランダイチゴが草なのに対し、キイチゴは木、低木に生ります。
キイチゴ属にはラズベリー(フランボワーズ)やブラックベリーが含まれます。


クサイチゴ

件のクサイチゴは、「草」とついてはいますがキイチゴの仲間で、食べられます。
草丈(?)が低いためにクサイチゴと呼ばれるみたいです。
ラズベリーに似た赤いつぶつぶした実が生ります。草むらなんかに生っているのを見つけると、ちょっとお得感があります(周辺が犬のお手洗いになっている可能性を考えると、食べてみる勇気は出ませんが)。
これも白い花が咲きます。


●ヘビイチゴ

上記の通り、バラ科キジムシロ属(またはヘビイチゴ属)の植物。
クサイチゴと違って、これは草本で、食べることはできません。毒はないそうですが、少なくとも美味しくはないと思います。でもローションを作るのに使えるとか何とか。
これは黄色い花が咲きます。


ヘビイチゴという植物を私に教えてくれたのは母なのに、とちょっと切なくなりましたが、「ある時期興味を持っていることにはその時期限定ですごく詳しくなるけど、その時期をすぎると忘れる」というのは私にもあるので、親子だなあ……という感じです。
あの時期は雑草が母のマイブームだったのかもしれません。

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