2013年5月17日金曜日

シソの基礎知識

去年しそを育てた鉢に、こぼれ種で発芽してました。

あんまり気にせず育てられる植物ですが、しそについてもいちおうまとめておきます。


●シソ

(紫蘇、大葉)

基本情報

シソ科シソ属
ヒマラヤ〜中国原産
一年草
草丈は60cmくらい
チリメンジソといって葉っぱがちりちりした種類もあります。


種まき・植え付け

発芽適温、生育適温は20℃〜25℃。
ちょっと高めなので、夜も寒くなくなってから蒔きます。
発芽まで少し時間がかかります。10日〜2週間くらいは見ておいたほうがやきもきしなくて済みます。

光発芽種子なので覆土は薄めにする、と思っていたのですが、種の袋を見たら「発芽までは新聞紙等で覆い乾燥しないようにする」的なことが書いてありました。
そんなに明るくなくても大丈夫なんですかね。

鉢で育てる場合は5号以上の鉢で育てるようにします。

バジルのところにも書きましたが、バジルやミント等、他のシソ科植物と一緒に育てる場合は交配に注意します。
花が咲いた後、種を放っておくとこぼれ種でいろんなところから芽が出るので、庭植えの場合は爆発的増殖に注意します。


肥料

あげなくてもそこそこ育つには育ちますが、きちんと育てるなら肥料もあげます。
2週間に1回液肥をやる感じでしょうか。


水やり

鉢の表面が乾いたら底から出るまでたっぷりと。
昔から日本にあり、強い植物なので、そこまで気を遣う必要はありません。


その他の手入れ

バジルと同様、わさわさ育てていっぱい収穫するためには摘心をします。

葉っぱを食べる場合は、花が咲くと葉っぱが固くなり、香りも落ちるのでつぼみを摘み取ります。
葉っぱは大きくなるとけっこう固くなるので、早めに収穫します。

花や実も穂じそ・しその実として食べられます。
しその実をとる場合は、遅くなると固い本気の種になってしまうので、花が残っているうちに摘むといいそうです。
しば漬け食べたい。


病害虫

ヨトウムシがつきます。
特に虫がついているようには見えないのに一晩にして丸裸状態になったら、ヨトウムシが土の中に潜んでいる可能性が高いです。

うちのシソ、現在進行形でついてます。
そういえば去年もヨトウにやられたんでした。隣の全然関係ない鉢に発芽したやつのほうがすくすく育っています。土を新しくして違う鉢に移そうかな……。



夏はそうめんとか冷ややっことか、お世話になる機会が多いです。あの香りがたまりません。
赤じそのジュースも美味しい。
しその実の塩漬けを自分で作ってみるのも面白そうです。

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