ミニトマトって最初のほうの実はすっごく味が濃くておいしいのに、夏まっさかりになるとそこまで感動しないのはなんでだろう?
最初にとれるのは貴重で感動するけど、夏になるとたくさん取れて、いちいち味わったりせずに食べちゃうから?
と疑問を抱いていたんですけど、なんとなくその謎が解けたような気がするので書いておきます。
ミニトマト、というかトマトが赤くなるのには気温が関係しているらしいのです。
積算温度といって、一日の平均気温を合計し、ミニトマトの場合その合計が800℃くらいになると収穫できるようになるのだとか。
たとえばずっと平均気温が15℃なら、800÷15=53.33…なので約53日。
ずっと25℃なら、800÷25=32なので32日、という感じです。
これは私の考えなのであっているかわからないのですが、ミニトマトのおいしさの成分(糖分とかでしょうか)は気温に関係なく毎日少しずつ作られていて、53日で熟す実には53日分のおいしさが、32日で熟す実には32日分のおいしさが入っている。
なので、気温が低いうちにゆっくり熟す実はおいしくて、気温が上がってから速く熟す実はそこそこのお味、というわけなんじゃないかなあと思うのです。
いつかちゃんと調べて裏付けしてみたいです。
となると秋近くになってからのミニトマトも相当おいしい気がするんですが、そのへんのトマトはまとめてドライトマトみたいにしちゃうのできちんと食べたことがありませんでした……(というか夏の終わり頃ってミニトマトの株だけじゃなく私もぐったりしていて、あんまり余裕がありません)。
今年はちゃんと生で味わってみようと思います。
これが正しいとすると、おいしいトマトを育てたかったら、ぎりぎりトマトが育つくらいの低温のうちに育てて、じっくり熟させたほうがいいんでしょうか。
トマトの味を決めるのが気温だけってことはないと思いますし、やっぱりトマトは夏に育てたいですが、ちょっと試してみたくもあります。
実験っぽくてわくわくしますね。
わが家のミニトマトは本当に小さい本葉が出てきたところです。
種を鉢にばらばら蒔いて、天気も気温も関係なくずっと外に置いておいた、ちょっとかわいそうなミニトマトも、夜間や寒い時は室内で管理していたミニトマトより1週間と少し遅れで発芽してきました。
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