2013年5月16日木曜日

バジルの基礎知識

バジルも発芽しましたー。
何年か前の種だったので、芽が出るかちょっと不安だったんですけど、ちゃんと発芽しました。よかった〜。

5月5日に種まきをして12日に発芽。発芽まで1週間かかりました。
夜間は室内に置いておいたんですけど、思ったより遅かったです。
発芽率もちょっと悪いような。

ハーブは食材として買うと高いのにわりと簡単に育てられるものが多いので熱が入ります。
バジルはその筆頭です。

というわけでバジルについてまとめておきます。


●バジル

(バジリコ)

ブッシュバジル、レモンバジルといった種類もありますが、一般的なものは「スイートバジル」です。


基本情報

シソ科メボウキ属
熱帯アジア原産(高温多湿で肥えた土地)
一年草(本来は多年草だが日本では寒くて越冬できない)
草丈は50cmくらい


種まき・植え付け

発芽適温、生育適温は20℃〜25℃とやや高めなので、遅めに蒔くようにします。
夜もそれなりに暖かくなってくる4月下旬以降がおすすめ。

光発芽種子なので、覆土は薄めにします。
表面に土がないと乾きやすくなります。乾燥には注意します。

バジルの種が水を含むと、周囲にぷるぷるの層ができて面白いです。
バジルシードといって、デザートして食べられることもあるそうです。たしかにタピオカっぽいかも。

鉢やプランターで育てる場合、深さ15cm以上のものを。5〜6号鉢なら1株。
もちろん大きい鉢の方がのびのびと立派に育ちます。

小さい鉢だとすぐ根詰まりを起こします。
3.5号鉢で育てた時は、底から根っこがはみ出し、鉢から引き抜くと、鉢底ネットも飲み込み根鉢が本当に全部根っこ。土が見えないくらいになってました。

ミント、シソ、バジルといったシソ科の植物は簡単に交配するらしく、近くに植えておくと雑種ができることがあるそうです。
種をとって来年蒔こうと思っている方は植える場所に注意が必要です。
けど雑種ってどういうものができるのかちょっと気になります。


肥料

ハーブなんて元雑草なんだから肥料とかいらないでしょ、と思ってましたがバジルは意外に肥料を必要とします。
ので、きちんとあげます。


水やり

水は切らさないようにします。
が、過湿にならないようにも気をつけます。


その他の手入れ

葉っぱをわさわさ育てたいので、草丈が25cmくらいになったらストレートに伸びる中心の芽を摘み取ります(摘心)。

通常は頂芽優勢といって、中心の芽が他の芽の成長を妨げているのですが、中心の芽を摘み取ると他の芽が成長できるようになります。
そのため摘心をすると脇芽が育ち、葉っぱが茂ります。

また、花が咲くと葉っぱは固くなり香りも落ちるので、つぼみがついたら摘み取ります。

株が育ちすぎて葉っぱが固くなったり、ヨトウムシが葉っぱを食べ尽くしそうになったりしたら、(私の苦手な)挿し芽で再起を図ることができるみたいです。
ということは、食材として買ってきたバジルの枝部分を使っても育てられる気がします。なんて安上がり……!


病害虫

ヨトウムシがつくことがあるようです。
株が大きくなると茎が下の方から茶色くなってきますが、これは木質化しているだけで病気ではありません。



鉢からペッと取ってきたバジルをのせて焼くマルゲリータ、最高です。
モッツァレラチーズをぜいたくに使える時はカプレーゼ(スライスしたトマトとモッツァレラのサラダ)もナイス。

そういえばジョジョに出てきたカプレーゼって、ソースにわかめとかアンチョビとか入ってた気がするんですけど美味しいんですかね。
トニオさんのことだし、きっと美味しいんだろうな。

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