2013年11月30日土曜日

桂の香りの香水

夏に水切れで葉っぱを落とし少しだけ葉っぱが再生した桂、いよいよ紅葉です。

黄色い葉っぱはまだ香りませんが、水分が抜けてカサカサになり気味の葉っぱはほんのり香ります。
やっぱり葉っぱが枯れかけた時に香るんでしょうか。


桂の香りを知ってから苗を買うまでの間に、どうにかして桂の香りをまた嗅いでみたいと思い、何かないか探してみたところ、香水がありました。

武蔵野ワークスというメーカーさんがいろいろなテーマで香水を作られていて、その中の一つの「桂の木」というものです。ストレート!

身にまとう「香水」として作られているので、桂の葉っぱの香りを忠実に再現するというコンセプトで作られたものではないと思うのですが、試した時に「桂だ!」と私は思いました。

しかししばらく前に廃盤になってしまい、フルボトルのみ受注生産という形になりました(それまではサンプルサイズのミニボトルとフルボトルが選べたのです)。
ふだん香水をつけないので、そんなにたくさん買って劣化させちゃってもなあ……と思っていたら、この12月から量数限定でミニボトルが復活する模様

この機会に何本か買っちゃおうかなー。
こちらのページでミニボトルの一覧が見られますが、名前がどれも素敵で片っ端から買いたくなります。

ローズとかジャスミンなんかはいかにも香水って感じがしますけど、たんぽぽとかチューリップ、クローバー、葛の花なんて香水らしからぬお名前でかわいい。

2013年11月29日金曜日

嵐と万両とミニバラと貧乏性

万両の実が赤くなってきたから、もう少ししたら写真撮ろーっと思っていたら先日の嵐。

万両は台から落ちてひっくり返り、株ごと鉢からすっぽ抜けてしまいました。

それに気付いたのが翌日の朝で、あわてて土を足して鉢に戻しておきましたが、根っこがかなりめちゃくちゃになっていたのでちょっと心配です。
今のところ元気なので大丈夫……なんでしょうか。
木を育てるようになったのが最近のことなので、その辺りの加減がまだわかりません。

本体はそんな感じなのですが、枝が折れ、実も1/3くらい取れてしまいました。
まだ枝についている実は、葉っぱ付きの枝と一緒に水にさしています。妙にお正月っぽいです。
バラバラになってしまった実は、芽が出ることを期待して鉢に蒔いてみました。




さらに被害を受けたのは万両だけではなく、ミニバラも枝が折れてしまいました。

折れてというか取れてというか。
むりやりもげたという感じではなく、断面はわりときれいです。

芽がついている枝だったのでもったいないと思い、挿し木にしました(しかも折れた枝は1本だったのに、2つも挿し穂を作ってしまった)。

ミニバラの挿し木はまだ成功したことがありません。
葉っぱは出ることがあるんですけど、そこまで。根っこが出ないんです。
葉っぱは出るってことは管理は間違ってないように思うんですけど、なんでだろうなー。


しかし我ながら貧乏性だと思います。
庭植えにするわけでもなし、これ以上同じ種類の鉢を増やしてどうしようというのか。
でもそのまま捨てるのは心が痛むんですよね……。

2013年11月28日木曜日

ブドウの葉っぱ、全滅

前回、灰色かび病疑惑が出たブドウですが、もともと室内に置いていた1株をのぞいて、葉っぱがすべて落ちてしまいました(´;ω;`)

幹も上の方から黒く枯れてきてしまって、そういう部分を取り除いたところ、5〜10cmの棒がポットに突き刺さっただけの感じに……。
ちょっと前までは葉っぱもあったのに。

生きているのかわかりませんが、芽っぽいものはいくつかついています。
さすがにこれから芽が大きくなることはないと思うので、この芽のところが生きているかどうかが分かるのは何か月も先ということになります。
大きくなってくれることを信じて、室内に移しました。


というのが10日くらい前の話で(下書き状態のまま放置してました……)、今はこの中に「これはもう枯れてるんじゃないか」という状態のものが1株。幹が黒くしわしわになっています。

枯れたっぽい部分はもうこのままだろうし、切っちゃおうかなあとも思うのですが、ただでさえ今は芽(というか節?)が一つ残っているだけなので、怖くてこれ以上切ることができません。


室内で育てている株は元気ですが、外で育てていたものに比べると葉っぱは厚み・色ともに薄く、幹も細いです。
また、季節のせいかとは思いますが、ちょっと前から成長が止まり、最近は葉っぱの色がさらに薄い部分が出てきました。


ニワフジやミニバラも紅葉して、葉を落とすようになってきました。
また春になったら芽吹くと分かってるとはいえ、このまま枯れちゃったらどうしようと、落葉はやっぱりヒヤヒヤします。

2013年11月19日火曜日

最近日記のタイトルが「植物男子 ベランダー」ばかりになっている……

というわけで今日も「植物男子 ベランダー」見られました!

前回は演出がちょっと苦手かも……と思ったんですが、このシュールな感じにだんだんはまってきました。
音楽も素敵ですし、全体的に見るとオシャレなのに細部細部がシュールなのが楽しい。

見間違えかもしれませんが、原作者のいとうせいこうさんが雑誌にチラッと写っていて面白かったです。
もしかしたら前回も出演されていたんでしょうか?


ポトスはやっぱり長かったw
ポトスは挿し芽で増やすことができるらしく、剪定して出た枝とかをもったいなくてついつい挿し穂にしちゃう私は手を出してはいけないタイプの植物だろうなあと思いました。

ところでレモンポトスをくれた隣人役の俳優さん、コンコルドという企業のローカルCMに出演されているんですが、この「コンコルゲン」の歌がすごくクセになるんです。


この人=コンコルゲンの人としてインプットされてしまっているので、隣人が挨拶に来た時に「あっ、コンコルゲンだ!」と、なんかもうすべて持っていかれました。
(コンコルゲンの人は古舘寛治さんとおっしゃる方だそうです。)


あとこのドラマの植物関係の監修(?)をされているお店のサイトを見つけました。
メモがてらURLを貼っておきます。
http://www.protoleaf.com

ドラマに出てくるお店もここみたいですね(ドラマに映った時に"BROTOLEAF"かと思いましたけど、"PROTOLEAF"でした)。
二子玉川にあるお店、いつか行ってみたいです。
こういう園芸店なら、かわいい鉢も見つかりそうな気がします。

出てくる鉢植えもこのお店が用意してるんだろうなと思いますが、拾ってきたオンシジウムの鉢が花を咲かせる、というのをどういうふうにしたのか気になりました。

同じような鉢植えをふたつ用意したのかなー。
花が咲いてる鉢を用意して最後を撮って、花を摘んでそれより前を撮っていたらちょっと悲しいですが。


しかし植物ネタだけで30分って、改めて考えるとすごいですね。
レギュラー化とまではいかなくても(というかたまにポッとやる感じが面白いと思う)、シリーズ化はしてほしいなーと思います。

私は一年草ばかり育ててきたので秋〜冬ってあまり

2013年11月17日日曜日

「植物男子 ベランダー」、次回は11月19日

「植物男子 ベランダー」、また放送されるみたいですね!

公式サイトによると、今度のタイトル「花はどこへ行ったの巻」で、「レモンポトスの侵略と茄子(なす)の格言」「捨てられたオンシジウム」というふたつのエピソードだそうです。
放送日時は11月19日(火)の午後10時30分から11時。

時間が早めなのが嬉しいです(´∀`*)


ネタバレになってしまうかもしれませんが、レモンポトスは勢いがすごすぎて部屋が占領されそう、という話。
レモンポトスが縦横無尽に枝(?)をのばす描写が面白く、これが映像で見られるなんて楽しみです。

ポトスの勢力がやばいという話は、いいかげんしつこくなってきた「ベランダ絵日記帖」にもあります。
この二つを読んで、ポトスには手を出すまいと心に誓いました。

あー、園芸エッセイは楽しいなあ。


茄子で思い出したのですが、前に「ワルナスビ」を見かけました。

茄子に似ているのに茄子が栽培されているとは思えない場所に生えていて、茄子より花の色が薄かったので、たぶんワルナスビだと思います。

繁殖力がものすごいうえにトゲがあるため、一度生えてしまうと駆除が大変(しかも有毒)、ということで知ったワルナスビ、本当にトゲが鋭くて悪そうでした。
先人のネーミングセンスに脱帽。

2013年11月5日火曜日

「植物男子 ベランダー」見ましたー

「植物男子 ベランダー」見ました!面白かった!

……個人的には面白かったんですけど、私の評価には原作好きの欲目が多いに入っていると思うので、客観的に見て面白いのかどうかは分かりません。どうなんだろ。
主人公の台詞がほぼ独り言って、地味だよね……多分……。

何年もニヤニヤしながら読んできた本が映像化されて、しかもそれを知ったのが放送の直前だったので、自分でも気持ち悪いくらいテンションが上がっています。すみません。


ベランダからの風景とか、ベランダにある鉢の並び方とか、本当にイメージ通りでした。

イメージと違ったのは、部屋が広々としていたこと。
もっとぎゅうぎゅうに鉢が置いてあるイメージでした。

ドラマにケチつけるのも野暮ですが、ベランダーがあんなに広々とした空間を維持できるものでしょうか。

それともベランダはぎゅうぎゅうでも部屋はすっきりさせておくというのがベランダーとしての矜持なんでしょうか。
そうだね、台風とか大雨の日に鉢を退避させるスペースも必要だしね、うん。


シャコバサボテンの短日処理のために夜にかぶせた段ボールを朝に外さなくてはいけないところ、寝坊してしまって慌ててベランダに出たら、自分でも覚えていないのにちゃんと段ボールが外してあったっていう話は、ドラマで見てもフフッと笑ってしまいました。
本で読んで話自体は知っているはずなのに。


でもアボカドのエピソードで女子高生の後をつけるのは、客観的に見たらただの変な人ですよね……。
一人の時は変な人でも、他人が見ている時の言動はまともな人であってほしかったです。あんまりハードボイルドじゃないですし。

原作者をこの本以外ではテレビでしか知らないので、もしかしたらドラマの方が現実に近かったりするのかもしれませんけど。


カメムシ避けにペニーロイヤルミントっていう話がありましたが、あれ、私の経験の範囲内では効きません。
庭に植えててもカメムシが大発生したことがあります。

むしろコリアンダーの方がいいのではw


番組のサイトを見てみたら、もう「こちらの番組は終了しました」ってなっちゃってるんですけど、単発ドラマなのかなあ。シリーズ化してくれたら嬉しいんですが。

水草の話とか、小さなモミジの話とか、引っ越しの話とか、顔スペースの話とか、植木市の話とか、観てみたい話がいっぱいあります。

2013年11月3日日曜日

「植物男子 ベランダー」

このブログのタイトルをいただいた、いとうせいこうさんの「ボタニカル・ライフ」、ドラマになるみたいです!趣味の園芸を見ていたら、CMが入っていました。

植物男子 ベランダー「ボタニカル・ハードボイルド」

BSプレミアムで、明日11月4日午後11時15分〜11時45分だそうです。主演は田口トモロヲさん。
観られるかちょっと自信がありませんけど楽しみです。

「植物男子 ベランダー」と「ボタニカル・ハードボイルド」、どっちがタイトルなのか最初よく分からなかったのですが、「植物男子 ベランダー」というタイトルのドラマで、「ボタニカル・ハードボイルド」というエピソードを明日やるんですね(ドラマのタイトルがちょっと戦隊ものっぽい)。

番組のサイトによると「今回は一向に花を咲かせないシャコバサボテンの物語、そして、妙に大きな種が気になってしょうがないアボカドの物語。」とのことなので、単発ドラマではなくて続き物なんでしょうか。

「ボタニカル・ライフ」は日記をもとにした本で、短めのエピソードがたくさん入っているので、こういうドラマには合いそうです。できたら全部ドラマしてほしいな〜。

目次によると、1996年から99年に書かれたエピソードのうち、シャコバサボテンは1996年10月、アボカドは同年11月と最初の方(しかも季節が今と合ってる!)。
これは季節に合わせて順番にドラマ化されるのでは……と期待してしまいます。